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夢の話

  • 1月22日
  • 読了時間: 2分

ある夜、フッと目を覚ますと、寝ている私の横に小学生くらいの男の子が立っていました。その子はフワフワっと煙になって私のお腹の中に入って来ました。多分夢ですが、リアルでした。その後すぐに妊娠がわかり、私は十月十日後に男の子を出産しました。

それから二、三年後、また夢の中の話ですが、川で舟に乗っていた私は、小さな女の子が乗った舟とすれ違いました。女の子は私の方を見ましたが、そのまま通り過ぎていき、私は夢の中で、「この子はうちには来ないんだな」と思いました。

そしてさらに一年後、私はまた川で舟に乗っている夢を見ました。そしてすれ違った舟を見ると、誰かに抱かれた男の赤ちゃんが乗っていて、抱いていた誰かが赤ちゃんを私のほうに放り投げたのです。私はびっくりして、必死でその赤ちゃんを抱き止め、「ああ、良かった」と胸をなでおろしたところで、目覚めました。当時、どんこ舟で川下りをする観光地に住んでいたので、そんな夢を見たのだろうと思っていました。その夢のあと妊娠がわかり、十月十日後、男の子を出産。

子どもたちが小さい頃は、時々それらの夢を思い出して、なんだか不思議な気持ちになっていましたが、もう二人とも大人になり、私はその夢のことはすっかり忘れていました。

先日、遠く離れた都会に住んでいる次男が久しぶりに帰って来ました。パートナーの女性を連れて。

初めて会ったその女性は、穏やかで人の気持ちがよくわかる思いやりのある人でした。そして初対面という気がしませんでした。その人と次男と長男と私で一緒に話をしていると、とても幸せな気持ちになりました。家族団欒ってこういうことか、と思いました。

二日間楽しく過ごして、二人がまた都会に戻ってしばらくしたある日、急にあの三つの夢のことを思い出しました。

あの時、すれ違って行ってしまった女の子は、もしかしたら…

ただの夢の話です。考え過ぎなのでしょう。でも、そう思った方が嬉しいし楽しいので、そう思うことにします。

やっと会えたね。

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